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AAF学校2009・東京校開校

  • アサヒ・アート・フェスティバル2009
     AAF学校・東京校
    「思考の基礎体力」


    アートプロデューサーは、施設の運営、団体の継続、企画の実現どれをとっても、「何をするか」とともに、社会からの「なぜ、アートでなければならないのか?」という疑問に応える能力が求められています。
    既存のアートの場を飛び出し、社会にアートを開こうとする活動が集うアサヒ・アート・フェスティバルだからこそ、「何を」とともに「なぜ」について応えられるアートプロデューサーの必要性を感じています。
    この学校は、そうした思いから生まれました。


    ―社会を切り拓くアートのために―
    アートプロデュースの現場では、実践的な作業のノウハウも必要になりますが、それと同じほど、現代社会の中でアートの可能性をいかにとらえているのか、またその可能性を社会のいかなる領域に、いかにして開いていこうとしているのか、そういった「基本姿勢」がきわめて重要になります。こうした基本姿勢が確立されていなければ、起こりうるさまざまな状況と向かい合い、自身の行為の必然性を説得力をもって主張できなくなるからです。
    今年度は、アーティストやアートプロデューサーのみならず、社会の現場で活躍される多彩な活動家をお招きし、「思考の基礎体力」の向上をはかります。



    会 場    アサヒ・アートスクエア
          ※8月10日(月)のみ、アサヒビール本社ビル3F会議室
    アクセス   東京メトロ銀座線「浅草駅」4・5番出口より徒歩5分
          都営地下鉄浅草線「浅草駅」A5番出口より徒歩10分
          東武伊勢崎線「浅草駅」より徒歩6分
    日 時    2009年7月27日(月)〜11月30日(月)〔全9回〕
          下記以外の日程:19:00〜21:00
          9月6日(日)、10月12日(月・祝):14:00〜18:30
    参加費    全9回=18,000円 / 1回=2,000円 / 学割1回=1,500円
          *予約制です。あらかじめお申し込みください。〔定員:100名〕
          *学割は受付時毎に学生証の提示が必要です。
          *3回以上通してご参加の方を優先させていただきます。
          *9月6日と10月12日は時間が異なりますのでご注意ください。
          *S/N上映〔9月6日〕、ワークショップ〔10月12日〕も上記料金に含みます。
    申込方法   下記をご記入のうえ、FAXまたはE-mailでお申込み。
          名前(フリガナ)、 所属、 E-mailアドレス、
          電話番号、参加日程
          *E-mailの件名を「AAF学校参加申込み」としてください。
          *お送りいただいた情報は目的外に利用いたしません。
    申込先    アサヒ・アートスクエア事務局AAF学校係
          FAX 03-5608-5319 / E-mail aafs@arts-npo.org
    問合先    アサヒ・アートスクエア事務局〔火曜日定休、10:00〜18:00〕
          E-mail aafs@arts-npo.org / TEL 090-9118-5171
    チラシ    
          
          PDFデータをダウンロードできます。(1.2MB)


    カリキュラム

    第1回 7月27日(月)(19:00〜21:00)
    〈芸術と政治1〉 講師:五野井 郁夫
    芸術と政治とは、ともにかけ離れているように思えながらも、その双方には共通項がある。それは、どちらもわたしたちの日常から縁遠く感じられてしまう点だ。芸術は美術館、政治は永田町、といった具合に。だが、芸術と政治とは本来地続きであり、両者はわたしたち当事者を媒介に今日、再び出会う。本講義では現在までの「芸術=政治」表現の系譜を紹介しつつ、芸術の今後を模索してゆく。

    五野井 郁夫 (ごのい いくお) 日本学術振興会特別研究員、東京大学特別研究員
    1979年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。
    専攻は政治学・国際関係論。世界中のフェスやパーティ、現代美術の国際展覧会、そしてストリートでの民主主義論と公共性をめぐる表現からグローバルな規範変容の関係を研究。2004年より現職。駒澤大学、東京大学などで講師を務める。

    第2回 8月10日(月)(19:00〜21:00)
    〈芸術と戦後史〉 講師:新川 貴詩
    このところ、美術館やギャラリー以外の第三の場で展覧会が繰り広げられる機会が増えつつある。
    商店街や廃校、工場、アパートの一室、温泉、路上など、ありとあらゆるところが展覧会場となりうる。
    この項では、第二次世界大戦後から今日にかけての美術館やギャラリーの変遷をたどるとともに、同時期に第三の場がどう社会に介入し、どのような意義をもたらせてきたかを数々の事例をもとに概説する。

    新川 貴詩 (しんかわ たかし) 美術ジャーナリスト
    1967年生まれ。早稲田大学第一文学部卒、同大学院情報通信専攻修了。
    雑誌「i-Dジャパン」編集部などに勤務した後、執筆活動を開始。著書に『残像にインストール 舞台美術という表現』(光琳社)、編著書に『明和電機会社案内』(アスペクト)、『小沢剛世界の歩き方』(イッシプレス)などがある。著述業に加え、展覧会企画やワークショップ講師、学校教員なども務める。

    第3回 9月6日(日)(14:00〜18:30)
    〈「S/N」上映・愛好者から当事者へ〉 
    講師:ブブ・ド・ラ・マドレーヌ、山田 創平
    ダムタイプの作品〈S/N〉では「私は夢見る。私の〈性別〉〈様式〉〈権力〉が消えることを」と語られる。あらゆるカテゴリーを脱ぎ捨てたその先にある「私」は可能か? 「私」を分類し、名づけ、主体化する権力の正体を「消費社会」の中に見出し、そうではない新しい「私」の可能性を切り開こうとした〈S/N〉。
    消費社会の限界が露呈し、人類が未曾有の閉塞に陥っているまさにこの時、〈S/N〉について考える。
    *14:00〜「S/N」を映像上映します。(約2時間程度)
    *「S/N」は、パフォーマンス、インスタレーション、セミナーショウ等の形で1990年代にダムタイプによって展開されたプロジェクト。

    ブブ・ド・ラ・マドレーヌ 現代美術作家、HIV/エイズコミュニティ・ソーシャルワーカー
    1961年生まれ。京都市立芸術大学美術学部構想設計学科卒業。
    国内外のアーティストと共同またはソロで、映像やパフォーマンス等の制作と発表を行うと同時に、HIV/エイズコミュニティ・ソーシャルワーカーとして活動。「S/N」パフォーマンスに出演。大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科および関西学院大学人間福祉学部社会起業学科非常勤講師。

    山田 創平 (やまだ そうへい) 京都精華大学人文学部専任講師
    1974年生まれ。名古屋大学大学院国際言語文化研究科博士課程修了。文学博士。
    専門は都市社会学、都市におけるHIV感染対策、都市史。厚生労働省所管の研究機関や民間のシンクタンクで研究員、リサーチフェローを務め、2009年より現職。

    第4回 9月23日(水・祝)(19:00〜21:00)
    〈労働としての芸術〉  講師:櫻田 和也
    世間は昨年末、とつぜん失業という言葉を思い出したようだ。でも、世のなかには失業できないひともいるということは忘れられたままのような気がする。失う雇用契約がなければ、失業する権利も失業したときの保障もない。もちろん最近では芸術のなかでも色々な働き方がみられる。でも生きいきとした労働「外」の時間、あの休みの日の前の歓びはどこへ? 夜もテレビ? そんな!
    櫻田 和也 (さくらだ かずや) 
    NPO法人 記録と表現とメディアのための組織 [remo] 研究員

    1978年生まれ。
    2000年よりフリーランスのUnixサーバ技術者。2003年より、NPO法人 記録と表現とメディアのための組織[remo] 研究員としてオルタナティヴ・メディアにかんする調査研究および展覧会等の企画・制作を担当。

    第5回 10月5日(月)(19:00〜21:00)
    〈芸術とマルチチュード〉 講師:廣瀬 純

    ヒッチコック『鳥』と小津安二郎『お早よう』の分析を通じて“群れ”の問題を考える。どちらの作品も“普通のものたちの群れ”が問題となっているが、一方においてはそれが“恐ろしい鳥”になるのに対して、他方では“普通のもの”のままにとどまる。この問題を通じて“創造行為とは何か”という問いを立てたいと思う。できれば、事前に上記の2作品を観ておいていただきたい。
    廣瀬 純 (ひろせ じゅん) 龍谷大学経営学部専任講師
    1971年生まれ。パリ第三大学映画視聴覚研究科博士課程中退。
    2001年より、仏・映画批評誌「VERTIGO」編集委員。最近の著書に『闘争のアサンブレア』(月曜社)、『シネキャピタル』(洛北出版)など。訳書にパオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法』(月曜社)など。

    第6回 10月12日(月・祝)(14:00〜18:30)
    〈アクティビズムと芸術+ワークショップ〉
     講師:小田マサノリ/イルコモンズ
    リクレイム・ザ・ストリート、クリティカル・マス、フラッシュモブ、モバイル・クラビング、ラディカル・マーチング・バンド、ラディカル・パペット、ドラムサークル、メディア・アクティヴィズム、デモクラシーなどについて、映像を使った講義とワークショップを行う。
    講師の人となりについては、イルコモンズのブログを参照。 http://illcomm.exblog.jp/
    小田 マサノリ / イルコモンズ 
    元・現代美術家、アナーキスト人類学、メディア・アクティヴィスト、音楽活動家、東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所特任研究員・中央大学文学部兼任講師

    1966年生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程単位取得退学。
    1989〜1996年、東アフリカでフィールドワーク。2001年、横浜トリエンナーレ出展。2002年、現代美術家を廃業。2003年「殺すな」発起人。以後、イルコモンズ名義で執筆、デザイン、映像制作を行なう。2008年、「イルコモンズの回顧と展望」展開催。

    第7回 11月16日(月)(19:00〜21:00)
    〈メディアと芸術〉  講師:藤井 光
    メディアと芸術は一部の人々に独占されてきた歴史がある。特に社会の中で不可視化、周縁化されている人々にとってそれは生活から遊離したものと考えられてきた。しかし、長年のメディアと芸術の民主化運動により、現在では生存のための不可欠な要素となった。ここでは世界中のさまざまな路上からの表現の現在を紹介しつつ、誰もが表現者となる時代をイメージする。
    藤井 光 (ふじい ひかる) 現代美術家、映像ディレクター
    1976年生まれ。パリ第8大学第三期博士課程DEA卒。
    路上、美術館、国会、裁判所、労働運動の現場において複数のコードネームを用い作品を発表する。また、映像メディアを誰もがアクセス出来る文房具として、制作技術の普及や、アジアで活動するインディーメディアのプラットホーム構築などに関わる。

    第8回 11月23日(月・祝)(19:00〜21:00)
    〈市民活動と制度、ファンドレイジング〉  講師:松原 明
    この10年、企業と市民活動との関係は大きく変化してきている。消費者の変化や企業の社会的責任、また、ブランドメッセージを伝えていくためにも、企業は、市民活動との新しいパートナーシップを模索するようになってきた。市民活動にとって、プラスにもマイナスにも働くこの新しい流れをどう捉え、より良い関係を築いていけるのか。企業の社会貢献のトレンドについて概説する。
    松原 明 (まつばら あきら) 
    NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会 常務理事・事務局長

    1960年生まれ。神戸大学文学部卒業。
    企業勤務を経て、1994年11月に仲間とともにシーズを設立。NPO法立法や、NPO支援税制などの創設を市民サイドで推進してきた。著書に『NPO法コンメンタール』(日本評論社)、『NPOがわかるQ&A』(岩波書店)、共著に『ここからはじめるNPO会計・税務』(ぎょうせい)など。

    第9回 11月30日(月)(19:00〜21:00)
    〈芸術と政治2+クロージング〉
     講師:カクマクシャカ、加藤 種男
    社会の〈違和感〉に果敢に挑もうとするアートの主体たちは、すでに政治的当事者たりえるだろう。では、その当事者たちは、いまどこに立脚し、地域をいかに捉えようとしているのか。そして、その〈姿勢〉はどうあろうとしているのだろう。AAF学校最終回は、「芸術と政治」について沖縄在住のミュージシャン・カクマクシャカとアサヒビール芸術文化財団事務局長・加藤種男が対談する。
    カクマクシャカ ミュージシャン、覚醒ORG主宰
    地元・沖縄にて活動するカクマクシャカ。ジャンルに囚われずメッセージ性の強い表現で加藤登紀子やshing02などさまざまなアーティストとのコラボレーションを生み出してきた。shing02と坂本龍一らによる「stop-rokkasho」プロジェクトに賛同し制作した楽曲をサイトにて公開中。

    加藤種男 (かとう たねお) アサヒビール芸術文化財団 事務局長
    1948年生まれ。
    アサヒビールの社会貢献部門を幅広く担当。特に企業による文化振興の旗振り役として、企業メセナ協議会研究部会長。横浜市芸術文化振興財団専務理事を兼務し、地域創造に取り組む。日本NPOセンター評議員、アートNPOリンク理事。共著に『社会とアートのえんむすび』(トランスアート)などがある。

    講師、内容は予告無く変更になる場合があります。


    アサヒ・アート・フェスティバルとは
    アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)は、全国各地のアート・プロジェクトのネットワークです。
    ここには、市民がアートの力で地域の未来を切り拓こうとするプロジェクトが集まっています。それぞれのプロジェクトは、それぞれ独立しており、それらがネットワークを形成しています。それぞれの活動が、地域再生の着実な実績を上げ、大きなムーブメントとなっています。

    プロジェクトに共通しているのは、アートと社会をつなぎ、そこから地域再生をめざすという点です。
    AAFは、「市民の主体的な参加によるアート・フェスティバル」との趣旨のもと、アサヒビールと全国のアートNPOや市民グループとが協働して、2002年にスタートしました。毎夏、ジャンルを越えた多彩なアート・プロジェクトが展開されています。アートを社会に開き、地域と密着して活動を続ける全国各地の市民が互いに出会い、ネットワークを形成していくなかで、AAFは徐々に一過性のイベントの枠組みを超え、今では、地域再生をめざす全国規模の恒常的な活動の連携となっています。
    「フェスティバル」、つまりお祭りは、究極の市民参加、究極のコミュニティ・アートです。みんなでつくり、みんなで楽しむことが、市民のアートリテラシーを向上させ、コミュニティ創造に寄与します。


    主  催:アサヒ・アート・フェスティバル実行委員会
    共  催:NPO法人アートNPOリンク
    助  成:財団法人アサヒビール芸術文化財団
    特別協賛:アサヒビール株式会社
    協  力:甲斐賢治(NPO法人remo)


AAF学校2009・淡路島校開校

  • アサヒ・アート・フェスティバル2009
    AAF学校・淡路島校
    「英国に学ぶ、アートプロジェクト・
     マネジメントの方法」


    アートプロデューサーは、施設の運営、団体の継続、企画の実現どれをとっても、「何をするか」とともに、社会からの「なぜ、アートでなければならないのか?」という疑問に応える能力が求められています。
    既存のアートの場を飛び出し、社会にアートを開こうとする活動が集うアサヒ・アート・フェスティバルだからこそ、「何を」とともに「なぜ」について応えられるアートプロデューサーの必要性を感じています。
    この学校は、そうした思いから生まれました。


    ―AAF学校・淡路島校は、夏合宿を開催します!
    全国各地で地域やコミュニティに向けたアートプロジェクトの実践事例が積み重ねられています。AAF学校・淡路島校では、地域で繰り広げられるアートプロジェクトを実践する際に必要となる、プランニングやリサーチ、検証の方法など、プロジェクト・マネジメントの手法を学び、自治体や企業、市民に説得力をもって<伝える>ためのスキルを磨きます。
    英国では、30年前から地域やコミュニティをクライアントに活動するアートが試みられてきました。そして、その成果は蓄積され、文化政策に反映されるようになっています。これら英国で培われてきた経験に学ぶために、英国から講師をお招きし、日本各地で展開される地域活性に関わるアートプロジェクトを実践者自らが検証する方法を獲得します。
    あわせて、淡路島のような農山魚村地域でどのような芸術文化政策が可能か、実践を視野にいれた、芸術文化を活用した地域活性化の方法を検討します。
    そして、英国のアート関係者や島内外からの参加者との交流を通して、相互に発展していくことも目指しています。



    会 場    華海月(兵庫県洲本市海岸通2-5-26)
    アクセス   洲本バスセンターより徒歩5分
    日 時    2009年9月11日(金) 15:00〜13日(日) 16:00〔3日間〕
    講 師    アレックス・ホンフレー〔BOPコンサルティング〕
           湯浅真奈美〔ブリティッシュ・カウンシル〕
    参加費    一般=5,000円 / 会員=3,000円
          *予約制です。あらかじめお申し込みください。〔定員:25名〕
          *宿泊費込みの料金です。宿泊されない場合は会員割引料金となります。
          *宿泊は、相部屋となります。
          *会員割引はアートNPOリンク、淡路島アートセンターの会員に適用されます。
    申込方法   下記をご記入のうえ、FAXまたはE-mailでお申込み。
          名前(フリガナ)、 所属、 E-mailアドレス、
          電話番号、参加動機
          *E-mailの件名を「AAF学校淡路島校参加申込み」としてください。
          *お送りいただいた情報は目的外に利用いたしません。
          *定員になり次第締切らせていただきます。
    申込先    アートNPOリンク事務局AAF学校担当
          FAX 080-2444-6322 / E-mail aafs@arts-npo.org
    問合先    NPO法人淡路島アートセンター
          E-mail contact@awajishima-art-center.jp
          TEL 090-5066-4604
    チラシ       
    内容
    英国で取り組まれている地域やコミュニティ活性事例を学びます。
    地域でプロジェクトを展開する際に必要となるマネジメントのノウハウを学びます。
    企画の立案から企画の実施、事業後の検証まで一連のプロジェクトのプロセスを学びます。
    *通訳がつきます。
    *原則宿泊をお願いしますが、島内の方は講義のみの参加も可です。
    *時間、講師は予告無く変更する場合があります。

    プロフィール
    アレックス・ホンフレー(BOPコンサルティング シニア・コンサルタント)
    文化を通じた地域再生や場作りに関する専門家。英国中東部に位置するピーターバラ・シティ・センターや英国南部の都市ベイジングストークのタウン・センターをはじめ、リーズ・カレッジ・オブ・ミュージックの新施設など英国各地で文化に関わる開発プロジェクトの提案を手がけるほか、イングランドの海辺のリゾートを活性化する全国規模の助成プログラム「シー・チェンジ」の評価や、ミッドランド地域東部の8つの大規模なアートスペースの効果検証などにも関わっている。BOPコンサルティングでの仕事に従事する前には、ロンドン東部の大規模開発「テムズ・ゲートウェイ」の文化計画策定プロジェクトに携わるほか、ロンドン全域を統括する自治組織グレーター・ロンドン・オーソリティに勤務、米国や香港、アイルランドなど英国外でも様々なプロジェクトを手がけた経験がある。オックスフォード大学卒業、32歳。


    BOPコンサルティング
    1997年に設立された、文化に関連したリサーチと戦略を手がけるコンサルティング会社。
    政府の政策立案者や、地方自治体、企業、大学などをクライアントに持ち、世界の経済状況や、再生、雇用、マネージメントや技術、政策など幅広く視野に入れながら、文化や創造性の可能性を最大限に引き出すための施策を提案している。
    主なクライアントは、英国文化・メディア・スポーツ省、アーツカウンシル・イングランド、ロンドン開発局、ユネスコ、ブリティッシュ・カウンシルなど。
    http://www.bop.co.uk


    ブリティッシュ・カウンシル
    ブリティッシュ・カウンシルは英国の公的な国際文化交流機関です。1934年に英国政府により設立され、世界100カ国以上で活動を展開しています。日本では東京・大阪センターを拠点に、英語コースの開講や英国留学情報を提供するとともに、芸術や科学などの分野で英国の幅広い創造性をご紹介し、日英の人々が理解を深め合う機会を提供しています。
    http://www.creativecities.org.uk



    アサヒ・アート・フェスティバルとは
    アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)は、全国各地のアート・プロジェクトのネットワークです。
    ここには、市民がアートの力で地域の未来を切り拓こうとするプロジェクトが集まっています。それぞれのプロジェクトは、それぞれ独立しており、それらがネットワークを形成しています。それぞれの活動が、地域再生の着実な実績を上げ、大きなムーブメントとなっています。

    プロジェクトに共通しているのは、アートと社会をつなぎ、そこから地域再生をめざすという点です。
    AAFは、「市民の主体的な参加によるアート・フェスティバル」との趣旨のもと、アサヒビールと全国のアートNPOや市民グループとが協働して、2002年にスタートしました。毎夏、ジャンルを越えた多彩なアート・プロジェクトが展開されています。アートを社会に開き、地域と密着して活動を続ける全国各地の市民が互いに出会い、ネットワークを形成していくなかで、AAFは徐々に一過性のイベントの枠組みを超え、今では、地域再生をめざす全国規模の恒常的な活動の連携となっています。
    「フェスティバル」、つまりお祭りは、究極の市民参加、究極のコミュニティ・アートです。みんなでつくり、みんなで楽しむことが、市民のアートリテラシーを向上させ、コミュニティ創造に寄与します。


    主  催:アサヒ・アート・フェスティバル実行委員会
    共  催:NPO法人アートNPOリンク
         NPO法人淡路島アートセンター
         ブリティッシュ・カウンシル
    助  成:財団法人アサヒビール芸術文化財団
         兵庫県淡路県民局 平成21年度「観光立島淡路」推進活動応援事業
         洲本市 都市・農山漁村交流促進事業
    特別協賛:アサヒビール株式会社