wanakio2008・全国アートNPOフォーラムin沖縄
全国アートNPOフォーラム in 沖縄 開催概要
芸術文化による新たな自治の創造
▽ スケジュール・内容( 21日 ・ 22日 ・ 23日 ) プロフィール
ウェブ NPO法人前島アートセンター[http://maejimaac.net/]
日時 2008年11月21日(金)~23日(日)
24日(月・祝)はオプションで wanakioツアーがあります
会場 21日(金)=那覇市久茂地公民館
22日(土)=沖縄市コザ・銀天街アーケード内
23日(日)=栄町市場
*オプション 24日(月・祝)=wanakioツアー 予定
アクセス
※マップにポイントが表示されていない場合は、位置がズレている可能性があります。
-ボタンを押して印の位置を探してください。
●21日 久茂地公民館(那覇市久茂地。ゆいレール「県庁前」駅 徒歩5分/ピンク色)
●22日 銀天街(沖縄市。バス停「コザ」すぐ(コザ十字路すぐ)/水色)
久茂地公民館の場所をもっと大きな地図で見る(印刷画面あり)
※那覇から送迎バスをご用意しています。
●23日 栄町市場(那覇市安里。ゆいレール「安里」駅1番出口下車 徒歩5分/紫色)
チラシ
趣旨
今日の日本は、市民ひとりひとりが、みずから自分たちの必要とするサービスを自分たちの手で作り提供していく社会へと、変化を遂げつつあります。1998年に公布・施行された特定非営利活動促進法によって、この変化は着実に日本社会に広がり、ますますNPO活動の社会的重要性が増しています。
アートNPOは、市民自治の理念にもとづき、アートと社会の橋渡しを通して、幅広く領域をこえたNPOと連携し、豊かな市民社会を創出する役割を担っています。アートは社会の変化を先取りする力を持っており、アートNPOは、社会を変革する潮流において大きな力を発揮できると考えます。
「全国アートNPOフォーラム in 沖縄」では、アートという共通項のもと、活動内容や形態を異にするさまざまな全国のアートNPOが集い、討論する場を設けます。そして、個々の声を集約し、アートが多様な価値を創造し、社会を動かす力を持つ、社会的な存在であるとの認識をもとに、アートNPOの意義を社会に訴え、それによってアートをめぐる環境が社会の理解を得ながら向上していくことをめざします。
ここ沖縄フォーラムでは、沖縄という地から、市民自治において新しい公共を担うアートNPOの果たす役割はなにかについて討議し、「市民自治、アート、そしてアジア」と視野を広げながら、アートNPOの観点から市民社会の実現に向けて議論します。
そして、幅広くアートにかかわる多様な主体がうまれること、市民が当事者となって幅広いアート活動がはぐくまれること、アートに関する議論の文化を醸成し、ゆるやかな市民のつながりをうみだすこと、それがフォーラムの使命です。
現地主催者からのコメント
青い海、青い空、珊瑚礁に囲まれた自然豊かな癒しの島。
伝統芸能や伝統工芸、今なお受け継がれる琉球王朝文化。
健康長寿、元気でタフなやさしいおばぁ。
基地とロック、色濃く残るアメリカ文化の影響。
どこかから与えられた価値観ではなく、地域のリアリティに基づいた表現を模索していく。過去の出来事やステレオタイプなイメージに固執することなく、現状をみつめ、未来を拓く。「アート」には、その力がある!
私たち前島アートセンターとスタジオ解放区は、「全国アート NPOフォーラム in 沖縄」と連携して、「wanakio(ワナキオ)」というまちの中のアート展を開催します。
「okinawa(オキナワ)」を並べ替えたこのタイトルには、沖縄を多角的なアートの視点で捉え直し、あらたな価値を見いだすとともに、そこから今日的な表現を創造するという意味が込められています。
「全国アートNPOフォーラム in 沖縄」では、沖縄の状況や実践事例を踏まえ、全国の方々と、各地のアートの状況や枠組み、価値の多様性についてともに考え、地方でアーティストやアートNPOが自活していくにはどうすればいいかを話し合います。そして、地域固有の、その地でしか生まれえない価値観をもとに、新しい芸術文化を創造することの意義を議論できればと思っています。
みなさまのご来島をお待ちしております。
NPO法人 前島アートセンター 宮城 潤
スケジュール・内容
今日、芸術文化(アート)は社会課題の解決と無縁でなく、「新しい公共」を実現する上でも大きな役割を果たすという認識が浸透しはじめています。その認識がさらに広がるには、市民が生活の中で芸術文化を語り、捉え直し、当事者となり芸術に参画することが不可欠です。ここ沖縄では元来、芸術文化は社会の中に存在し、息づき、生活のリズムを生み出していました。新たな市民社会の到来を迎えつつあるいまこそ、芸術文化の価値、意味を見つめ直し、芸術文化がもっていた意義を再構築することが必要です。
初日は、沖縄で活動するNPOによる芸術文化と自治に関する基調報告を、そして、さまざまな活動を紹介し、芸術へ参画する主体の拡大をもくろみます。翌日の銀天街では、地域の方々に“銀天街とアート”について語っていただき、その意義を確認します。最終日は、昨年の淡路島フォーラムで誕生した議定書を発表し、市民が主体的に芸術文化に参画することで、外来の価値観に捕われず地域から立ち上がる価値を見つめ直す、新しい公共・市民自治における芸術文化の役割について議論します。
※予告なく出演者、プログラム、時間を変更する場合があります。【すべて敬称略】
▼ 1日目|2008年11月21日(金) 「基調報告&プレゼンテーション」
14:15 受付開始(那覇市久茂地公民館)
14:30~15:00 開催あいさつ
15:00~15:45 基調報告
「芸術文化による新たな自治の創造 ~沖縄からの提案」
基調報告 NPO法人 琉・動・体
15:45~17:00 プレゼンテーション(途中休憩有)
那覇を中心に沖縄県内から4~5団体に参加いただき、
10分間「自分たちの活動を通してどのような社会をめざすか」について
プレゼンテーションしていただきます。
司会進行 小阪 亘[那覇市NPO活動支援センター]
プレゼンター(予定)1 NPO法人 うてぃ~らみや
2 NPO法人 島の風
3 NPO法人 珊瑚舎スコーレ
4 NPO法人 なはまちづくりネット
5 ワナキオ実行委員会
17:00~18:00 ディスカッション 「芸術文化による新たな自治の創造」
プレゼンターを中心に、会場を交えながら
市民自治の理念における芸術文化の役割を議論し、確認します。
モデレーター 與那嶺 新[NPO法人琉・動・体]
19:00 交流会@栄町市場内・おきなわ時間美術館
久茂地公民館へは、ゆいレール(モノレール)「県庁前」駅下車、徒歩5分。
▼ 2日目|2008年11月22日(土) 「バスツアー&銀天街セッション」
13:15 集合・受付開始(集合場所=沖縄県立博物館・美術館駐車場前)
13:30~15:45 バスツアー(佐喜眞美術館を見学し、銀天街まで移動)
15:45 銀天街セッション受付開始(バスツアーに参加されない方は直接銀天街にお越しください)
16:00~16:30 あいさつ
16:30~18:00 ディスカッション 「アートがまちにやってきた!」
パネリスト 古堅宗光[コザ漫遊国]
仲田 健[銀天街商店街振興組合 青年部長]
宍戸遊美[アートプロジェクター]
林 僚児[スタジオ解放区]
ほか予定
モデレーター 宮城 潤[NPO法人前島アートセンター]
18:00~20:00 交流プログラム
20:00~22:00 ナイトツアー
ナイトツアーは、コザを知り尽くすコザ漫遊国によるプロデュース!
参加費は3,000円です。コザの夜を楽しんでください。
ナイトツアー終了後(22:00頃)に那覇まで戻りのバスをご用意します。それ以前にお帰りの方は路線バスがたくさんありますので、そちらもご利用ください。乗り合いでタクシー利用でも帰ることができます(深夜料金で4000円~5000円)。翌日は午後からスタートですので、コザでの宿泊も可能です。
コザで宿泊される場合は、下記のホテルをおすすめします。ほかにゲストハウスもあります。
デイゴホテル 〒904-0004沖縄県沖縄市中央3丁目4-2
TEL:098-937-1212
※宿泊は各自でお申し込みください。アートNPOフォーラム参加の旨お伝えください。
22日からご参加の方で、直接銀天街会場にお越しの場合は、路線バスをご利用ください。
■車でお越しの方
・コザ十字路(国道330と329の交わる交差点)南西角。
・駐車場はコザ十字路から329号線を南下し最初の信号を右折(西)し、すぐのところ噴水のある広場が駐車場です。(駐車場には限りがあります。路線バスをご利用ください。)
■那覇空港から
路線バスを利用し、「コザ」バス停下車、すぐ。
・113番 具志川空港線(約60分/950円)
・123番 石川空港線(約80分/920円)
■那覇市内から
那覇バスターミナル(ゆいレール「旭橋」駅隣接)が便利です。
ほかに、国際通りや58号線を経由しますので、それぞれのバス停をご利用いただけます。
・23番 具志川線
・27番 屋慶名線
・31番 泡瀬西線
・77番 名護東線
・90番 知花線
・113番 具志川空港線
・123番 石川空港線
※バスターミナルの案内係の方にお伺いください。
※所要時間は、60~90分程度かかります。道路事情により遅れる場合があります。
※国際通りや58号線のバス停は、那覇市内線と市外線が別のところにありますのでご注意ください。
※市外線のバスは手をあげてバスを停めます。
※バスに乗車する前に、運転手に行き先を確認してください。
※市外線は、最初に整理券をとり、下車時に整理券番号を確認して運賃を支払います。
▼ 3日目|2008年11月23日(日) 「ディスカッション」
12:30 受付開始(那覇市内)
13:00~13:10 主旨説明
13:10~13:30 発表『淡路島アート議定書!』
13:30~17:00 全体ディスカッション
「芸術文化による新たな自治の創造 ~市民自治、アート、そしてアジア」 報告者 遠藤水城[アーカス・プロジェクト/キュレーター]
ほか予定
ファシリテーター 甲斐賢治[NPO法人remo]
■コザまたは中部から直接栄町市場会場にお越しの方
・90番 知花線「安里一区」バス停下車、ゆいレール(モノレール)に沿って通りを超えたところすぐ。
※その他路線バスをご利用の場合は、ゆいレールの駅近くで下車し、ゆいレール「安里」駅で下車してください。那覇市内はタクシーをご利用いただいても便利です。
■那覇市内から
・ゆいレール「安里」駅下車、すぐ
・路線バス市内線で「安里一区」または「(メディカルセンター)大道中央」バス停下車、すぐ。
注)日曜日に国際通りを利用される方へ
日曜日の国際通りは12時~18時の間、トランジットモール(歩行者天国)のため、車両通行止めになります。路線バスのルートも変わる場合がありますので、ご注意ください。
登壇者プロフィール
▼基調報告
NPO法人琉・動・体[りゅうどうたい]
私たちNPO法人琉・動・体は、生活の中の文化芸術を見つめ直すことで、それらのもつ「創造性」「公共性」をもとに、身近な
1公共の「場」の創造
2公共の「場」へのコミットメント
3公共の「場」でのコミュニケーションを実践します。
地方分権時代におけるクリエイティプな環境を模索しつつ、主体的で多様な文化インフラの再構築、「対話」からはじまる地域創り、地域の現代文化の情報発信、文化政策提言等の活動を行います。
▼プレゼンテーション団体(一日目/登壇予定)
NPO法人島の風[沖縄県島尻郡伊是名村]
「島のこしが島おこし」のミッションのもとで、古民家再生事業を中心に島の環境、景観、伝統文化、生活スタイルを残し、守り、伝えることで開発に頼らない次世代へ継げる持続可能な観光をめざし活動しています。従来の「商品提供型観光」から「運動提案型観光」へシフトチェンジすることにより、美しい島をつくること、美しい島を守ること、美しい島であり続けることが島の観光振興および島おこしに有効に機能することを実証する活動であり、「環境観光」という新しい観光概念の構築をめざす活動です。
NPO法人うてぃ~らみや[沖縄県那覇市]
太陽(うてぃ~ら)の下、世代を超えて人々が集うあたたかな庭(みや)をイメージし、沖縄の自然と文化を通した教育の研究と実践を目的に2003年設立。
自然・文化・コミュニティ部門が有機的なつながりをもって活動。とくに”わらべうた”の採取と伝承を通して古来の知恵と結びつき、新たな子育てコミュニティを作り出す試みを模索中。
NPO法人珊瑚舎スコーレ[沖縄県那覇市]
1996年、珊瑚舎スコーレ代表、星野人史が、一人ひとりの「自分を創る」を手助けする学校をつくる為、私立高校の校長職を辞め、2001年4月、学びの場「NPO法人珊瑚舎スコーレ高等部・専門部、中等部」を開設する。珊瑚舎スコーレの授業は、生徒一人ひとりの「思索と表現と交流の場」であり、その学びの場づくりは、直接生徒たちによって行なわれる。それは珊瑚舎スコーレの「学校をつくろう」という言葉どおり、生徒や教師、それに関わるすべての人と共に、学校をつくっていくという理念の表れである。
2004年、学齢期を過ぎた義務教育未修了者を対象にした夜間中学校を開設。翌年には、義務教育未修了者の為の卒業認定校として認可され、戦前、戦後直後の色々な理由から義務教育を修了できなかった人たちが、再び学びの場として珊瑚舎スコーレを選び、通っている。
沖縄という気候・風土、地理的条件を生かした独自の講座も開設し、専門部の東南アジア課程による現地での活動の延長から、今年9月、那覇市安里の栄町市場に東南アジアの衣料と雑貨を扱う「MANABAN」と東南アジアの食事とスイーツの店「真南蛮 さんぴん食堂」をオープンする。
NPO法人なはまちづくりネット[沖縄県那覇市]
生涯学習や地域福祉などの支援、社会教育の向上をはかる活動を実施。那覇市繁多川公民館業務を一部受託している。昔の豆腐を再現する「あたいぐゎープロジェクト」を展開。
ワナキオ実行委員会[沖縄県那覇市]
「wanakio(ワナキオ)」とは、 「okinawa(オキナワ)」を並べ替えた造語 で、地域にある素材を活かしつつ、その良さや特徴を内外部の視点により見つめ直し、新しい価値を見いだしていく、という意味が込められています。
アートの創造力を活かし、現代社会において世代やジャンルを越えた様々な人々が主体的に関わることの出来る豊かな 市民社会のモデルケースとなるための実験的なプロジェクトです。
▼司会進行 (一日目)
小阪 亘[こさか・わたる]
那覇市NPO活動支援センター
大阪生まれ。琉球大学大学院卒業。学生の時に2000年の那覇市NPO活動支援センターの立ち上げ時に非常勤職員として1年半ほど勤務する。大学卒業後は、大阪で就職し建築現場の現場監督として働く。沖縄に戻り2004年4月にまちなか研究所わくわくを4名の有志とともに結成し、地域情報誌事業を実施。「み~きゅるきゅる」創刊号桜坂の発刊にたずさわる。2005年2月に特定非営利活動法人になり理事長に就任。2005年4月より沖縄リサイクル運動市民の会のメンバーとなり那覇市NPO活動支援センターの常勤となる。2006年より事務局長となり、現在に至る。
與那嶺 新[よなみね・しん]
NPO法人琉・動・体
NPO法人琉・動・体理事/自治の風 世話人/那覇市文化行政審議会市民委員
2000年参議院憲法調査会参考人。2008年「道州制・自治州、あなたはどうする―沖縄の自治と自立」―第1回沖縄民衆議会「沖縄の自治―私たちはこう考える」(沖縄大学地域研究所主催)発言参加(自治の風)。目に見えるボトムアップの住民自治として、「参加・対話・決定の共有(文化的再生産)」からの新たな公共の「場」創り、コミュニティ・ガバナンスなどをめざして活動。共著に「沖縄の脱軍事化と地域的主体性―復帰後世代の『沖縄』」(2006年)
▼パネリスト (二日目)
古堅宗光[ふるげん・そうこう]
コザ漫遊国
コザ漫遊国の7閣僚【国民会議・副議長】
コザで長年「青果」を扱い、自ら定めた定年である2007年2月にリタイアしました。今後は、地域と積極的にかかわりつつ、コザについて語っていきたいと思います。
コザのあれこれを紹介するだけでなく、沖縄本島を巡る一味違った体験学習ツアーなどのボランティアガイドを務めています。
仲田 健[なかだ・たかし]
沖縄市銀天街商店街振興組合青年部 青年部長
1963年コザ市(現沖縄市)本町通り(現銀天街)仲田商店(現紳士服のなかだ)の次男として誕生。
1995年銀天街青年部長となる。
以後、隆盛を極めた商店街の斜陽期を実体験。
「失われた10年」を経て、現在、「失われた20年」に突入中。
2008年銀天大学にて「絶望的前衛の街」の研究に余念がない。
宍戸遊美[ししど・ゆうみ]
アートプロジェクター・アーティストイニシアティブ コマンドNメンバー・ano(アートネットワークおきなわ)メンバー/保育所芸術専門員
1978年東京都荒川区生まれ
東京造形大学卒業 卒業制作ZOUKEI賞受賞
03年 CUVA プロジェクト銀天街発表会開催 コマンドN参加。
04年 富山県氷見市におけるアートプロジェクト「氷見クリック」出品参加、「マダンTV_千葉中央�」、プロジェクトスペースKANDADA運営参加、他
05年 沖縄県沖縄市銀天街にて「バショカラプロジェクトvol.2」他
06年 沖縄県沖縄市「コザ/キャッチ&リリース」、「ヒミング・2006」運営・出品参加
07年 「ちよだ・アートワークショップ」(東京千代田区)、「ヒミング・2007」運営・出品参加
08年 「ano week in KOZA ~アノコザ~」運営・出品参加、「ちよだ・アートワークショップ」(東京千代田区)、秋田県大館市におけるアートプロジェクト「ゼロダテ/大館展2008」運営・出品参加
林 僚児[はやし・りょうじ]
アーティスト・スタジオ解放区
スタジオ解放区とは、アートユニット林僚児×藤森千夏を最小単位に不断になりゆく地下茎活動体。「老若男女の美術庭」の概念のもと、だれもが自然と掛け合いコラボする性格をもち、地域の方らと交わり滞在制作する場「解放区レジデンス」とそこへ訪れる子どもらと日常的に遊ぶ「解放区コザチルドレン」の2軸からなる。1998年に林と藤森は東京造形大学で出会い、その頃から現在のスタイルの原型となる友人らを巻き込んだ映像制作とフィールド遊びを共作する。2002年から「クバプロジェクト」を沖縄コザ銀天街で展開。その後休止状態から「スタジオ解放区」を思案。林、藤森コザ銀天街移住。2005年4月トヨタ財団地域社会プログラム「老若男女の美術庭」スタジオ解放区づくり着手。同年アサヒアートフェスティバルに初企画参加し、夏、アートで老若男女の土着的なまつりをつくる「シチグヮチ」AAF2005開催。2006年3月「コザカプセル」開催。7~8月「くゎっちーあしび」AAF2006開催。2007年8月「コザ街歩き映画祭~映画時間~」AAF2007開催。9月より「コザ銀天大学」http://gindai.ti-da.net/つくり着手(琉大ティトスゼミ協働)沖縄市チャレンジショップ。2008年4月~「食とアートと交流の街」沖縄市百人委員会提言。寺子屋、屋台村つくりなどのまちづくりを銀天街と協働する。(林がタウンマネージャーとして働く)5~11月「コザ百匠一起」AAF2008持続可能な小さな一揆が紡ぐ季節毎のレジデンスリレーを年間通じて行ない、未だ見ぬ数多の知恵技術者らとのコラボを楽しむ。
▼モデレーター (二日目)
宮城 潤[みやぎ・じゅん]
NPO法人前島アートセンター 理事
1972年那覇市生まれ。沖縄県立芸術大学大学院環境造形修士課程修了。2000年、那覇市前島3丁目の元結婚式場高砂殿とその周辺を舞台とした「前島3丁目ストリートミュージアム」に参加したことから「前島アートセンター」設立に関わる。
2002年、前島アートセンターのNPO法人化に伴い、理事長に就任。現在、理事を務める。
同年開催したまちの中のアート展やまち歩き、子どもワークショップなどを行う「wanakio2002」では、実行委員会代表を務めた。以降、wanakioは03年、05年と継続し、今年度はアートNPOフォーラムと連携して開催する。
那覇市若狭公民館館長。
▼ファシリテーター (三日目)
甲斐賢治[かい・けんじ]
NPO法人remo 代表
NPO法人 remo 記録と表現とメディアのための組織 代表理事、 NPO法人 recip 地域文化に関する情報とプロジェクト 理事、NPO法人 アートNPOリンク 理事、大阪府立現代美術センター勤務、大阪市立大学非常勤講師。
主に文化政策におけるデザイン、ディレクション、マネジメントを行う。remoでは“個々人がメディアを活用し、自らの環境を作り出す力の創出”を、recipでは“文化の地産地消サイクルの起動”を目論む。
▼報告者 (三日目)
遠藤水城[えんどう・みずき]
アーカス・プロジェクト ディレクター
キュレーター。ARCUS Projectディレクター。
art space tetra(2004/福岡)、Future Prospects Art Space(2005/マニラ)、遊戯室(2007/水戸)などのアートスペースの設立にも携わる。2004-2005年、日本財団APIフェローとしてフィリピンおよびインドネシアに滞在。2005年国際的な若手キュレーターに贈られる「Lorenzo Bonaldi Art Prize」受賞。「Singapore Biennale 2006」ネットワーキング・キュレーター。2007年、Asian Cultural Councilフェローで米国に滞在。共訳書にジェイムズ・クリフォード『ルーツ – 20世紀後期の旅と翻訳』(月曜社)がある。
主催
NPO法人 前島アートセンター
スタジオ解放区
NPO法人 アートNPOリンク
全国アートNPOフォーラムin沖縄 実行委員 五十音順
NPO法人アートNPOリンク
今津新之助[いのちの学校]
岸本美々子
小阪亘[那覇市NPO活動支援センター]
佐々倉玲於[NPO法人まちなか研究所わくわく]
スタジオ解放区
中村透[琉球大学教育学部]
NPO法人前島アートセンター
宮平勉[ティダ・コミュニケーションズ&リレーションズ]
NPO法人琉・動・体
助成
財団法人アサヒビール芸術文化財団
協賛 五十音順
株式会社資生堂、トヨタ自動車株式会社、日本電気株式会社(NEC)
協力
アサヒビール株式会社、オリオンビール株式会社
後援
沖縄県、沖縄市、那覇市、沖縄県教育委員会、那覇市教育委員会、那覇青年会議所、沖縄タイムス、琉球新報、沖縄テレビ放送、琉球放送、琉球朝日放送、NHK沖縄放送局、沖縄ケーブルネットワーク、FMコザ、FMレキオ、タイフーンfm、ラジオ沖縄、栄町市場商店街振興組合、社団法人企業メセナ協議会