全国アートNPOフォーラムin東北

  • 2013年1月26日

全国アートNPOフォーラム in 東北
東北で、しあわせを考える
開催概要

▽ 申込方法   日程・内容( 26日 ・ 27日 ・ 28日 )

日時   2013年1月26日(土)・27日(日) & 28日(月)
     1月26日|18:00~21:00
     1月27日|10:30~18:45
     1月28日|10:00~17:00(社会観光ツアー)
*28日(三日目)社会観光ツアーはバスの乗車定員に達しましたので、受付を終了いたしました。

会場   ほっぷの森 Aiホール
     宮城県仙台市青葉区本町1-2-5
     第三志ら梅ビル4階 アート・インクルージョン
     *JR仙台駅から北西へ徒歩約10分。

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ご予約・お問い合わせ 
E-mailまたは、FAXにて下記全国アートNPOフォーラムin東北事務局までお申し込みください。
お申し込みの際には、お名前・ご所属(あればで結構です)・電話番号・メールアドレス・参加日を明記してください。
     E-mail forum@arts-npo.org
     FAX 022-774-1935
     TEL 080-2444-6322
*FAXでの受付は、1月23日までとさせていだきます。
*定員になり次第締切。お早めのご予約をお願いします。
*28日(三日目)社会観光バスツアーは定員に達しましたので、受付を終了いたしました。
 1月26日・27日は、ご参加をお待ちしております。

参加料金 各日|一般 1,000円 / 学生・会員 500円
     *学生は、学生証をご呈示ください。
     *会員は、NPO法人アートNPOリンク会員です。
     *お支払いが困難な方は、ご相談ください。
     *参加費は、当日お支払いください。
     *やむを得ない事由により、内容を変更する場合があります。
     *悪天候等により中止になる場合があります。
     *ご予約の際には、連絡のつくご連絡先をお知らせ下さい。

チラシ

(PDF:1.7MB)

※チラシに、「いわきぼうけん映画祭」様のプロフィールが抜けておりました。心よりお詫び申し上げます。

●全国アートNPOフォーラムin東北
「東北で、しあわせを考える」

  一昨年、「全国アートNPOフォーラムin鳥取」を開催したNPO法人アートNPOリンクは、参加者約200名全員による討議の結果、プラットフォーム「アートNPOエイド」を立ち上げ、広く国内外に寄附を募り、東日本大震災に関わるさまざまなアクションに支援をおこないました。あれからまもなく2年目を向かえようとしています。アートNPOエイドを通して、東北におけるさまざまな創造性あふれる取り組みに携わる人々との交流から、多くの知見を得ることができました。その見聞した経験や、実践者らの声を聞くなかで、東北における多様かつ創造的な取り組みを共有する機会の必要性を痛感しました。
 東北は首都圏や関西圏などの大都市圏とくらべ、美術大学やアートマーケット、文化施設や文化装置(クラブ、ライブハウス、ミニシアター、小劇場、ギャラリーなど)、そして、芸術系NPOといったオルタナティブなアート活動などが少なく、さまざまなレイヤーで活動し、それらが連鎖するような機会を得難い状況があるように思います。ただ、それにも関わらず、震災後は知恵にあふれ孤軍奮闘する市民活動、スペース、プロジェクトが多々あることを世間に知らしめたことも事実です。
 そのうえここ東北には、グローバルに流通し、消費されることを前提とした文化とはまったく異なる、生活に根ざした豊かな文化が満ちあふれています。社会の変化、生活の変化によって忘れ去られようとしているそれらの文化の重要性もまた、この事態によって見直されるようになりました。もし、本当にいまが「地方の時代」であるとするならば、この豊かな文化的土壌からこそ、新しい表現がたちあがり、同時代性あるものとして広く社会に確信され得るのではないか。また、そもそも消費を前提としない文化の生態系をこそ、この機会に醸成できないものでしょうか。
 今回、東北の多様なアクションの実践者たちと、全国の実践者たちとが出会い、交流することを通じ、東北における文化環境の状況や課題を共有し、連携し、協働する次のステップへと運ぶ機会づくりにのぞみます。

●全国アートNPOフォーラムとは?
 芸術文化/アートが多様性豊かで創造的な市民社会の実現に果たしうる役割があるとの認識をもとに、アートのみならず、まちづくりや観光、教育、福祉などに取り組むさまざまな領域のNPO・市民らが集い、討論するフォーラム。
 これまでに神戸、札幌、前橋、青森、別府、大阪、洲本、那覇、舞鶴、鳥取など、地域で活動するNPOと協働して開催している。全国的な課題とともに地域固有の課題についても討議し、課題の共有と解決をめざす。


スケジュール・内容
予期せぬ事由により出演者、プログラムを変更する場合があります。
(すべて敬称略)

▼ 1日目|2013年1月26日(土) 18:00~21:00
基調講演 + パネルディスカッション

会場:ほっぷの森 Aiホール


17:30 受付開始
18:00 あいさつ/はじめに

18:10 基調講演「いま、しあわせを問う」
世界を取り巻く巨大な制度によって巧みに全体化していく現代社会は、格差や分断を引き起こし、さまざまな社会問題や軋轢を生み出しています。
そのような社会のただ中にあって、合理性と効率性によって失われた日々の営みのなかにある表現を見つめ直すことは、わたしたちになにを教えてくれるのでしょうか。生きることの軸が変わったかのようなあの日を起点に、いまあらためて《しあわせとはなにか》を問い直します。
Speaker: 播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家|奈良・奈良市)

19:00 パネル・ディスカッション
「震災後にみえてきたアート/アーティストの存在」

これまで確かだと思われてきた秩序や制度が瓦解したとき、アーティストたちはさまざまな反応を示しました。あの状況を前に、芸術文化/アートにはなにもできないと失望されもし、アーティストである前にできることがあると奮起した者もいます。
3月11日以降も、黙々と表現に関わり取り組んできた者たちが巡らせる思考の痕跡を辿り、表現者の存在について考えます。
panelist: 竹久侑(水戸芸術館現代美術センター|茨城・水戸市)
     宮本武典(東北芸術工科大学|山形・山形市)
     村上タカシ(一般社団法人MMIX Lab|宮城・仙台市)
     山内宏泰(リアス・アーク美術館|宮城・気仙沼市)
Commentator: 播磨靖夫(財団法人たんぽぽの家|奈良・奈良市)
Moderator: 甲斐賢治(せんだいメディアテーク|宮城・仙台市)

21:00  終了

▼ 2日目|2013年1月27日(日) 10:00~18:45
活動紹介 + フォーラム + 交流会

会場:ほっぷの森 Aiホール


10:00 はじめに|趣旨説明
10:15 活動紹介1 & ディスカッション
「創造的な活動への支援のカタチ、展望とその課題」
表現にまつわる芸術文化こそ市民が自ら担うという意識が高まりつつある昨今、新しい公共を実践するオルタナティブな芸術文化/アートの役割が見直されています。多様で豊かな市民主体の社会を形成するうえでも、芸術文化/アートの存在意義は決して小さくありません。市民自らが芸術文化/アートに関与しながら支援する仕組みとしての市民ファンドの現況とこれからについて討議します。
Presenter 1: 一般財団法人アーツエイド東北
Presenter 2: 一般財団法人地域創造基金みやぎ
Presenter 3: GBFund(公益社団法人企業メセナ協議会)
Presenter 4: ココロハコブプロジェクト~芸術・文化活動を通じた支援プログラム~(トヨタ自動車株式会社)
Moderator: 山口洋典(應典院寺町倶楽部|大阪・大阪市)

13:30 活動紹介2
「市民/アーティストの取り組み、展望とその課題」
知恵にあふれた創造的な数多くの活動は、震災後の混沌とした状況において、多くの人を勇気づけました。東北の生活に根ざした豊かな文化を苗床に花開く、たくさんの芸術文化/アートの取り組みを紹介し、文化環境の状況や課題を共有し、連携し、協働する機会づくりをめざします。
Presenter 5: ひょっこりひょうたん塾|岩手・大槌町
Presenter 6: Art Revival Connection TOHOKU|宮城
Presenter 7: いわきぼうけん映画祭実行委員会|福島・いわき市
Presenter 8: いわて文化支援ネットワーク|岩手
Presenter 9: 一般社団法人対話工房|宮城・女川町
Presenter10: プロジェクトFUKUSHIMA!|福島
Presenter11: 一般財団法人アート・インクルージョン|東北
Moderator: 吉川由美(ENVISI|宮城・仙台市/南三陸町)

16:30 フォーラム・ディスカッション
「東北で、しあわせを考える」
全国の多様なアクション実践者たちがここ東北で出会い、討議し、交流することを通じ、東北における文化環境の状況や課題を共有し、連携し、協働する次のステップへと運ぶ機会づくりに望みます。
Facilitator: 西村高宏(てつがくカフェ@せんだい|宮城・仙台市)

18:00 クロージング
18:15 交流会(終了|18:45)

▼ 3日目|2013年1月28日(月) 10:00~17:00
社会観光|バスツアー

集合・解散場所:仙台市内
※詳細はご予約後にご案内します。
※28日(三日目)社会観光バスツアーは定員に達しましたので、受付を終了いたしました。


09:50 集合
10:00 社会観光
「塩竈~南三陸:アートプロジェクトの現場をめぐる」
Destination 1: ビルド・フルーガス|宮城・塩竈市
Destination 2: きりこプロジェクト|宮城・南三陸町
Coordinator: 吉川由美(ENVISI|宮城・仙台市/南三陸町)


ビルド・フルーガス
宮城県塩釜市にあるアートスペース。最先端のアートシーンを追いかけるのではなく、独特でユニークなアートシーンが生まれる場所、そして、そこで活動を行っているアーティストに注目し、様々な交流を図ることを目的にしたプラットホーム。

きりこプロジェクト
「きりこ」とは宮城県北部でさかんな神棚飾りの切り紙のこと。南三陸町の人々のエピソードを「きりこ」を模した絵柄にし、困難な状況を生き抜く姿をメッセージ・インスタレーションにして共有するプロジェクト。


プロフィール(敬称略/登壇順)
播磨靖夫 はりま・やすお
財団法人たんぽぽの家理事長。新聞記者を経てフリージャーナリストに。障害のある人たちの生きる場「たんぽぽの家」づくりを市民運動として展開。アートと社会の新しい関係をつくる「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提唱。「ケアする人のケア」「アートミーツケア学会」など、ケアの文化の創造にも取り組んでいる。平成21年度芸術選奨 文部科学大臣賞(芸術振興部門)受賞。http://popo.or.jp/

竹久侑 たけひさ・ゆう
水戸芸術館現代美術センター学芸員。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ修士課程クリエイティブ・キュレーティング修了。2007年より現職。公私を跨がりプロジェクトの実践を通して、芸術と社会の関係性、芸術の公共性について探求。主な展覧会:「3.11とアーティスト:進行形の記録」、「大友良英『アンサンブルズ2010-共振』」、「リフレクション-映像が見せる”もうひとつの世界”」。水と土の芸術祭2012ディレクター。MeToo推進室メンバー。

宮本武典 みやもと・たけのり
キュレーター。東北芸術工科大学准教授。同大美術館大学センター主任学芸員・東北復興支援機構プログラムディレクター。1974年奈良県生まれ。武蔵野美術大学大学院修了後、海外子女教育振興財団、パリ国際芸術家都市、原美術館学芸部を経て現職。山形の学生による復興アクション「福興会議」発起人。3.11以降の主な企画展として『向井山朋子/夜想曲』、『石川直樹-異人 the stranger』、『荒井良二の山形じゃあにぃ2012』などがある。

村上タカシ むらかみ・たかし
美術家、一般社団法人MMIX Lab代表、一般財団法人アート・インクルージョン理事、大学教員 。2009年各種メディアを融合させ、アートと地域を結び創造的芸術活動を行う団体「MMIX Lab」(ミミックスラボ)を仙台で発足。震災以降、津波でねじ曲がった公共物等を残し震災を後世に伝える「3.11 メモリアルプロジェクト」他の活動を展開中。http://mmix.org

山内宏泰=山内ヒロヤス やまうち・ひろやす
1971年宮城県石巻市生まれ。リアス・アーク美術館学芸員、東日本大震災被害調査・記録担当、スローフード気仙沼理事。宮城教育大学中学校美術教員養成課程卒業。宮城教育大学附属中学校にて非常勤講師を務めたのち、1994年10月より現職。美術家としても活動するほか、著書に「砂の城」(近代文芸社/2008)がある。専門は美術教育、造形理論、現代美術、地域文化教育、津波文化研究。

甲斐賢治 かい・けんじ
1963年大阪生まれ。せんだいメディアテーク企画・活動支援室室長。NPO法人記録と表現とメディアのための組織「remo」、NPO法人地域文化に関する情報とプロジェクト「recip」、NPO法人アートNPOリンク、NPO法人芸術生活研究所hanareなどに参加、社会活動としてのアートに取り組む。2010年春より現職。平成23年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

一般財団法人アーツエイド東北
被災した東北の芸術家の支援をねらいとして有志により2011年6月に発足。既存の助成制度にのらない、小規模でも地域に根ざした活動をしてきた表現活動に対して、少額だが申請しやすい仕組みを目指す。これまで「被災した芸術家・団体のためのサポートプログラム」4回で岩手・宮城・福島の芸術家49名(団体)を支援。また、2012年下期より「場やメディアへの特定助成」を始めた。http://aat.or.jp/

一般財団法人地域創造基金みやぎ
地域創造基金みやぎ(通称:さなぶりファンド)は、震災を機に2012年6月20日に設立された。復興に向けた活動を「支援したい」国内外の企業や個人と、「支援を必要としている」NPOや市民団体の、資金を中心とした橋渡しを実施。これまで57団体、8,541万円の資金を仲介している。東北初のコミュニティ財団として、市民一人ひとりが地域の課題を考え、より良い地域社会を実現する、新しいお金の流れづくりを目指す。http://www.sanaburifund.org/

GBFund(東日本大震災 芸術・文化による復興支援ファンド:ジービーファンド)
企業メセナ協議会が設立した基金。趣旨に賛同する寄付者とともに、被災地域に根ざす有形・無形の文化の復興や、被災者を芸術・文化を通じて応援する活動等を助成。芸術・文化が地域コミュニティーの再生と、被災地復興の持続的なエネルギーになることを願い運営に取り組む。2012年3月、被災した郷土芸能や祭りの復興支援枠「百祭復興プロジェクト」を同ファンド内に設け、文化の側面からの地域再生にいっそう注力する。http://arts-fukkou.blogspot.jp/

ココロハコブプロジェクト
トヨタは人やモノだけではなく、被災地へ「支援の心」も運びたいとの考えのもと、「ココロハコブプロジェクト」を2011年6月に立ち上げ、社会貢献活動の拡充やモノづくり活動の強化・支援など、東北の復興支援に向け様々な活動を展開している。芸術・文化を通して被災地への支援活動を展開しているアートNPOや芸術・文化による復興支援ファンドへの寄付活動と共に、「トヨタコミュニティコンサート」および、「トヨタ・子どもとアーティストの出会い」の開催など、トヨタの自主プログラムを活用した支援活動に取り組んでいる。http://www.toyota.co.jp/jpn/kokorohakobu/

山口洋典 やまぐち・ひろのり
1975年静岡県磐田市出身。学生時代の震災ボランティアやCOP3でのNGO事務局の経験をもとに、きょうとNPOセンターの設立に参画。2006年より大阪・天王寺の浄土宗應典院にて、僧侶とNPOの事務局長の立場からお寺と社会の関係づくりを担う。2011年度より立命館大学准教授で、立命館災害復興支援室のチーフディレクター。2012年には大阪府・市の特別参与としてアーツカウンシルの制度設計等に取り組んだ。

ひょっこりひょうたん塾
創造性と多様性を持ち未来の大槌町を担う人材を育成するために、芸術文化・コミュニティデザインという手法を活用した「まちづくり塾」。全国各地より芸術とまちづくりを実践している方々と現地のまちづくりの担い手たちとの連携で様々な講座プログラムを開発・実践している。大槌町に浮かぶ蓬莱島をモデルとした人形劇「ひょっこりひょうたん島」のストーリー哲学を受け継ぎ、大槌町の地域資源を再発見/再認識/再考を促す。http://hyotanjuku.jimdo.com/

Art Revival Connection TOHOKU
2011年3月11日の東日本大震災を契機に、宮城県仙台市を拠点としたアーティストたちによって立ち上がったネットワーク体。メンバーは主に舞台表現者たちで、出前部と称し、主に高齢者、障害者、子ども達へのアートによる支援活動を続けている。参加メンバーは個人140人、集団30団体。震災を経験したこの土地で、平時に於いても日常的に機能する文化的役割を模索しながら、継続して活動している。http://arct.jp/

いわきぼうけん映画祭
いわき芸術文化交流館アリオスが主催した、企画の種を育てる会議「Alios plants!」から立ち上がった市民協働のプロジェクト。一般公募した自主制作映画を上映する。いわき部門とぼうけん部門毎に観客投票の結果によりグランプリを決定するコンペ形式の映画祭。隔年開催で第1回目は「いわき発! 市民手作り映画祭! 動きだそう ぼうけんしよう!!」をテーマに2011年2月10~11日に開催した。第2回いわきぼうけん映画祭は「Keep On MOVIE ぼうけんしようぜ!」を合言葉に、平成25年2月9日・10日にいわきアリオス中・小劇場にて開催することが決定している。http://ibff.jp/

いわて文化支援ネットワーク
2011年4月発足。東日本大震災で被災した地域の文化芸術による様々な支援活動をサポートするとともに、ネットワークとしても文化支援を行っている。大震災によるイベント開催の中止・自粛、経済活動の低迷により、被害の大きかった沿岸地域のみならず、 被災県全体の文化芸術活動が著しく低迷している。地域復興には、文化芸術面からの復興も欠かせず、 文化芸術による心の糧や次代への記憶の継承も必要になる。当ネットワークでは、こうした地域の文化復興活動を支援・推進していく。http://ibsn.web.fc2.com/

一般社団法人対話工房
2011年9月設立。宮城県女川町にて「表現と対話の場」を人々の日常に取り戻すため、地域の方々と共に活動している。日本各地からジャンルの異なる表現者らが集い、女川での学びを地元に持ち帰り、その場の当事者としてその場の日常に還元することも試みる。2011年「コミュニティカフェプロジェクト/おちゃっこクラブ」、2012年「触れられる未来展(ハイデルベルグ)」「女川常夜灯 迎え火プロジェクト(女川)」他、各地で展示トークイベント等開催。http://taiwakobo.jimdo.com/

プロジェクトFUKUSHIMA!
福島は地震と津波の被害に加え、放射能汚染という未曾有の事態に見舞われた。その福島出身/在住の音楽家と詩人を代表とし、集まった福島県内外の有志によって、2011年5月「プロジェクトFUKUSHIMA!」が発足。同年8月15日に福島市で「フェスティバルFUKUSHIMA!」を開催、2012年には世界同時多発で100以上のフェスを8月に開催した。またインターネット放送局「DOMMUNE FUKUSHIMA!」の運営、学びの場となる「スクールFUKUSHIMA!」の実施、アーティストたちによる作品発表の場と支援金募集の仕組みを兼ねた「DIY FUKUSHIMA!」などの活動を継続的に行っている。http://www.pj-fukushima.jp/

一般財団法人アート・インクルージョン
『アート・インクルージョン』とは生き方であり、一つの思想。世の中には性別、年齢、国籍、障がいの有無など、様々なバリアが存在する。それら人がつくり出したバリアを取り払い、一人ひとりの個性が尊重され、創造的で文化的な社会をつくっていくために、アートを通して全ての人を優しく包み込む社会の仕組みをつくりあげていく。http://art-in.org

吉川由美 よしかわ・ゆみ
アート・イニシアティブENVISI代表。2004年以降、仙台市卸町、鳴子温泉郷などでアートプロジェクトを展開。2010年より、南三陸町の新たな魅力を再発見するアートプロジェクトを展開した。今回の東日本大震災で甚大な被害を受けた南三陸町で、アートを通し、復興に向けた支援プロジェクトを展開している。(有)ダ・ハ プランニング・ワーク代表取締役、八戸ポータルミュージアム はっち 文化創造ディレクター。http://www.envisi.org/

西村高宏 にしむら・たかひろ
東北文化学園大学准教授、てつがくカフェ@せんだい。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)、大阪大学大学院特任助教を経て、現在は東北文化学園大学准教授。専門は臨床哲学。〈対話〉という営みなどをとおして哲学的な知の社会的接続の可能性を問い直すことが現在の主な研究テーマ。哲学以外の研究者やさまざまな職業従事者と連携し、医療や教育、科学技術、政治、アートなどのうちに潜む哲学的な諸問題を読み解く活動(哲学カフェ)を行っている。

アートNPOエイド
2011年3月20日、全国アートNPOフォーラムin鳥取参加者200名全員によりプラットフォーム「アートNPOエイド」を構想。同年4月10日活動開始。東日本大震災に関する様々な表現活動への資金的支援(活動支援プログラム)に取り組むほか、ウェブメディア(伝えるプログラム)などを展開。運営:NPO法人アートNPOリンク。http://anpoap.org/


主催
一般財団法人アート・インクルージョン、NPO法人アートNPOリンク、ENVISI、一般社団法人MMIX Lab

協働(現地事務局)
株式会社boxes

助成
公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団

協賛
アサヒビール株式会社
一般社団法人震災リゲイン
トヨタ自動車株式会社

協力
NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター
NPO法人ほっぷの森

後援
宮城県、仙台市、河北新報社