全国アートNPOフォーラム in 鳥取 開催概要
【ご注意】
※この度の震災をうけて、一部内容を変更させていただきますこと、ご理解とご了承をお願い申し上げます。
※ご予約の変更、キャンセル等があります場合は、お知らせ下さい。
※19日カフェトークの残席が残りわずかとなりました
※20日チャーターバスの残席が残りわずかとなりました
※20日お弁当が完売しました。周辺にお店が少ないのでご注意ください
鳥取市内のホテルが満室になりつつあります。必ずホテルを押さえてからご予約くださいますよう、お願い申し上げます。
特急電車、高速バスでご来場の方は、早めに指定席をご予約されるようおすすめいたします。
▽ 申込方法 日程・内容( 13日 ・ 18日 ・ 19日 ・ 20日 )
日時 2011年3月13日(日)/3月18日(金)~20日(日)
13日は「あしたの地図よ」ワークショップ【終了】
会場 13日|旧横田外科 鳥取県鳥取市栄町
18日・19日ワークショップ受付・夕暮れトーク|
ギャラリーそら
鳥取県鳥取市栄町658-3 駅前サンロード
19日カフェトーク|カフェソース
鳥取県鳥取市弥生町227 グレースビル2F
20日|鳥の劇場 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1812-1
*JR鳥取駅前からチャーターバスにて移動。
直接お越しいただいてもかまいません。
アクセス
予約申込
予約申し込みは、こちらの「予約シート」をダウンロードしていただき、メールまたはファックスにてお申し込みください。
申込先:E-mail forum2010@arts-npo.org
FAX 0857-84-3268
予約シート[ワード.doc版]
参加料金 ワークショップ「あしたの地図よ」(3/13)=500円
ワークショップ「ご近所映画クラブ」(3/19)=500円
3月18日レクチャー=500円
3月19日夕暮れトーク+カフェトーク=2000円(軽食付)
3月20日まち歩き&ディスカッション=500円
*ワークショップ「かえっこバザール」「立体着せ替えハウス」は無料です
問合せ先 全国アートNPOフォーラムin鳥取実行委員会事務局
TEL 090-9690-2225
E-mail forum2010@arts-npo.org
(@を半角にしてください)
NPO法人 アートNPOリンク
TEL 075-231-8607
携帯 080-2444-6322 (11:00~18:00)
E-mail anl@arts-npo.org(@を半角にしてください)
NPO法人 鳥の劇場
URL http://www.birdtheatre.org
TEL 0857-84-3268
E-mail :info@birdtheatre.org
(@を半角にしてください)
チラシ
主旨
3月11日に起き、今も起き続けている地震のことを思うと、何も手がつかなくなります。
一人でも多くの方の命が救われることを祈ります。自分たちにできることを何かしなければならない、したいと思います。
3月18日から20日に鳥取で開催するアートNPOフォーラムは、アートを軸にして中心市街地の活性化について考えることにしていました。が、この地震を受けて、内容を一部変更することになりました。
これから長く続く復興、回復、癒しの過程の中で、アートNPOにできることを考えられたらと思います。できることは限られているかもしれません。しかしアートにしかできない関わりもあるのだと、私たちは信じています。
16年前の阪神大震災を経験した関西のアートNPOのみなさんから、当時あったこと、行われたこと、考えたこと、振り返って思うことをお聞きします。それを基点に、今回のことについて考えたいと思います。
ともに考える機会にできたらと思っております。
アートNPOフォーラム鳥取実行委員会
スケジュール・内容
予期せぬ事由により出演者、プログラムを変更する場合があります。
(すべて敬称略)
▼ 1日目|2011年3月18日(金)
レクチャー&エクスカーション
会場:ギャラリーそら
13:30 受付開始
14:00~16:00 エクスカーション
「鳥取市のあゆみ~まちなかさんぽ」
ガイド:佐々木孝文[鳥取市教育委員会 文化財専門員]
16:15~17:45 レクチャー
「鳥取市中心市街地の現況と課題」
レクチャラー:倉持裕彌[とっとり地域連携・総合研究センター 主任研究員]
17:15~18:00 基調講演
基調講演:永井伸和[(株)今井書店グループ 代表取締役会長]
▼ 2日目|2011年3月19日(土)
3つのワークショップとトークセッション
2日目午前中は、アートNPOやアーティストが開発したワークショップを実践します。こどもからおとなまで、創造的なアプローチを通してまちの魅力を感じるワークショップを体験していただけます。(定員制/事前予約)
午後は、「まち遊び、まち暮らし」をテーマにしたトークセッションと、夜に鳥取を盛り上げようとする若者によるトークセッションをカフェにて行います。
10:00 ワークショップ受付開始
13:30 ワークショップ終了予定
*ワークショップの進行状況によって終了時間は変更になる場合があります。
ワークショップ総合受付:ギャラリーそら
■ワークショップA「かえっこバザール」
いらなくなったオモチャやゲームを持ってきてね! 商店のお手伝いや遊びを通してカエルポイント(こども通貨)を獲得し、オークションによってオモチャを交換します。
オークションは、13:00開始!みんな集まれ!
対象:こどもとこどもの心を持ったおとな
参加費:無料(交換するいらないオモチャをお持ち下さい)
会場:ギャラリーそら
*定員はありません。時間中随時おもちゃを受付けています。
開発:藤 浩志
実施協力:NPO法人淡路島アートセンター
*藤浩志さんはご来場されません。
*「かえっこ」は独自の子ども通貨「カエルポイント」を使用し、子ども達の様々な自主的な活動を生み出すワークショップです。
かえっこの目的は、教育、遊び、環境、リサイクル、商店街活性化、地域活動、国際交流など、主催者や参加者の問題意識や場所の力によって様々に変化します。
2000年に福岡で誕生した「かえっこ」は、全国各地の学校、保育園、商店街、公園、公民館、個人住宅、美術館、リサイクルプラザなど1000ケ所以上の様々な場所で開催されてきました。 その規模も子ども達だけの運営による小規模の遊びから、自治体が主催する千人規模のイベントまで様々です。
子ども達のいらなくなったおもちゃが世界中に循環し続けるしくみとして様々な協力者が活動を支えています。
(かえっこバザールウェブサイトより)
■ワークショップB「実物大・立体着せ替えハウス@サンロード・アーケード」
商店街は好きですか?あなたにとってどんな場所ですか?どんな風になったらもっと楽しくなりますか?空間を自由に作ることのできるキット「実物大・立体着せ替えハウス」を使って、サンロード・アーケードにあったらいいなと思う場所をみんなで作ってみよう!
アーティスト:T*O(タカマスヨシコ・おくやめぐみ)
対象:小学3年生以上(おとなも可)
定員:20名/事前申込制
参加費:無料
会場:サンロードアーケード内
T*O(タカマスヨシコ・おくやめぐみ)プロフィール
1999 年より、専門外の人にも、空間について考えることの楽しさを知ってもらうことを目的とし活動を開始。年齢を問わず、自由に空間作りが楽しめる空間模型キットや体感型ワークショップなどの企画・製作・実施などの活動を続けている。タカマスヨシコは米子在住、高等専門学校勤務、おくやめぐみは東京在住、設計事務所主宰。http://www5.ocn.ne.jp/~t-o/
■ワークショップC「ご近所映画クラブ」
ご近所、町内会、クラブの仲間、同窓生、バンドのメンバー…そんな仲間があつまり、たった3時間の魔法のような仕組みで、小さい映画をつくります。
もちろん魔法なんかじゃなく、ちゃんとみんなで話し合い、物語をつくり、衣装を決め、撮影し、上映会でみんなでわいわい見て、帰りはDVDとしてお持ち帰りいただけます。嘘だと思います? そんなあなた、ぜひ仲間を誘ってご参加ください!
対象:こども~おとな
定員:10名/事前申込制
参加費:500円
開発:ミシェル・ゴンドリー
実施:NPO法人remo/記録と表現のメディアのための組織
*ミシェル・ゴンドリーさんはご来場されません。
会場:旧横田外科
■展示「あしたの地図よ」
3月13日に開催したワークショップ「あしたの地図よ」でできた地図を旧横田外科の一室に展示します。
横田外科の会場見学と合わせてぜひ足をお運び下さい。
会場:旧横田外科
※ご来場者のみなさまへのホスピタリティとして、カフェブース・書籍展示(販売も)をしております。
14:30 トーク受付開始
参加費:トーク&カフェトーク合わせて 2,000円(セット料金)
15:00~17:15 『わたしたちに、できること。アートとNPOに、できること。』
進 行:中島諒人[NPO法人鳥の劇場 代表理事]
会 場:ギャラリーそら
18:30~20:00 カフェトーク「ユースセッション」
トーカー:小倉知子[鳥取大学地域学研究科 大学院生]
岸 浩之[若い鳥取県応援団]
富田祐貴[NPO法人砂オペ実行委員会]
藤原一世[Casoca]
進 行:辻 堅太郎[大阪市立大学創造都市研究科 大学院生]
▼ 3日目|2011年3月20日(日)
『わたしたちに、できること。アートとNPOに、できること。』ディスカッション+鹿野町まち歩き
10:00 JR鳥取駅北口出発(集合は15分前にお願いします)
*チャーターバスにて移動します。(要事前予約)
*直接「鳥の劇所」(鹿野町)にお越し頂いてもかまいません。
11:00~12:00 まちあるき in 鹿野町
中世、亀井茲矩を城主とする鹿野城を中心に発展した城下町・鹿野。当時の風情が残る町並みを、NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会のガイドで歩きます。
ガイド:NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会
※お弁当の予約受付は終了いたしました。
13:30~16:00 ディスカッション
『わたしたちに、できること。アートとNPOに、できること。』
16:30 バス出発(鳥取空港経由でJR鳥取駅まで戻ります)
*この日は、鳥取マラソンのコースと重なるため、混在状況が把握できない状態にあります。バス会社と協議しておりますが、鳥取空港までは約30~40分を予定しております。鳥取駅までは、交通規制終了後の道路の混雑状況により変動しますが、1時間程度かかる見込みです。
▼鹿野城天守閣跡から鹿野のまちを望む
城下町の風情を残す町並みは、県民百選にも選ばれました。「殿町」「加治町」など、地名にも当時の面影が忍ばれるほか、作家・司馬遼太郎氏が「人通りはない。通りは水底のように静かで、時々京格子の町屋や白壁に腰板といった苗字帯刀身分の屋敷が残っている。全体にいもいえぬ気品をもった集落なのである。」と記した美しいまちなみを地元の方々の案内でまち歩きします。
▼旧鹿野小学校を創造拠点に変えた「鳥の劇場」
鳥の劇場が拠点を構えるのは、旧鹿野小学校の体育館と幼稚園。体育館を劇場に、事務所は幼稚園があったところにあります。鳥の劇場は、この場所の名前でもあり、演出家・中島諒人氏を代表とする劇団の名前でもあります。2006年からこの地に拠点を構え、人口最小県・鳥取だからこそのポテンシャルを活かしてさまざまなアートプロジェクトを展開しています。
★3月21日は、春分日で祝日です。
▼ ワークショップ|2011年3月13日(日) 【終了】
「あしたの地図よワークショップ」
いつものまちを歩いてみよう。いつものまちを違った視点でみてみよう。そして、おおきな地図を描いてみよう。
好きな場所や気になる場所などまちに思いを馳せながら、大きなまちの地図を描きます。はじめにまちを歩き、まちの昔のお話しを伺います。過去といまのまちを振り返り、未来のまちを想像してみましょう。そして、みんなで一枚の大きな地図を描きます。
会場:旧横田外科
アーティスト:上田假奈代
[NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表]
定員:20名/事前申込み制
参加費:500円
13:00 受付開始
13:30~16:00 ワークショップ「あしたの地図よ」
上田假奈代 プロフィール
詩人
1969年生まれ。3歳より詩作、17歳から朗読をはじめる。92年から障がいをもつ人や社会人、子ども対象の詩のワークショップを手がける。01年「詩業家宣言」を行い、さまざまなワークショップメソッドを開発し、全国で活動をつづける。03年ココルームをたちあげ「表現と自律と仕事と社会」をテーマにホームレスや高齢者、ニート、教育、環境など社会的な問題にも取り組む。西成区釜ヶ崎で「インフォッショップ・カフェ ココルーム」と「カマン!メディアセンター」を運営。
NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表
大阪市立大学都市研究プラザ研究員
サイト http://www.kanayo-net.com
▼円形建築、横田外科
1956年に建てられた円形建築。使われなくなって十数年。今回はじめてこの建物が開かれます。この1室を会場にワークショップを行います。なお、「あしたの地図よ」ワークショップで描かれた地図は、フォーラム会期中の3月18日-19日に展示します。
主催
全国アートNPOフォーラムin鳥取実行委員会
NPO法人 鳥の劇場
NPO法人 アートNPOリンク
助成
財団法人アサヒビール芸術文化財団
(財)まちづくり市民財団
「鳥取力」創造運動支援補助金
協賛 五十音順
株式会社資生堂
トヨタ自動車株式会社
協力 五十音順
アサヒビール株式会社、NPO法人いんしゅう鹿野まちづくり協議会、Casoca、カフェソース、(株)ふるさと鹿野、川端界隈活性化協議会、ギャラリーそら、(社)鳥取青年会議所、鳥取市中心市街地活性化協議会
後援
鳥取県、鳥取市、鳥取県教育委員会、鳥取市教育委員会、鳥取大学地域学部附属芸術文化センター、(財)とっとり地域連携・総合研究センター、(社)企業メセナ協議会
朝日新聞鳥取総局、山陰中央新報社、産經新聞鳥取支局、新日本海新聞社、中国新聞鳥取支局、日本経済新聞鳥取支局、毎日新聞鳥取支局、読売新聞鳥取支局(新聞社五十音順)
イラスト
中垣直久
実行委員
尾崎佐智子 (尾崎呉服店・小田屋尾崎)
五島朋子 (鳥取大学地域学部附属芸術文化センター准教授)
佐々木孝文 (鳥取市教育委員会文化財専門員)
辻 堅太郎 (鳥取大学卒/大阪市立大学大学院創造都市研究科都市政策専攻) *実行委員長
中島諒人 (演出家/鳥の劇場主宰)
野田邦弘 (鳥取大学地域学部地域文化学科 教授)
安井敏恵 (ギャラリーそら)
山根大樹 (カフェ・ソース)
全国アートNPOフォーラム in 鳥取
閉会のことば ~ ARTSNPO AID
前文
わたしたちは、アートの力が地域を元気付ける助けになることを期待して、当初「トットリデハッタリ」と題して、トットリの事例を中心に紹介し、全国の仲間と可能性と課題を検討するための、フォーラムを計画しました。今般の大地震を受けて、実施すべきかどうかに最後まで悩んだけれども、困難なときこそアートが支えになってくれたという実感をかすかな拠り所として、その内容を変え、「わたしたちにできること」「わたしたちがするべきこと」を考え実行に移すために、あえて開催に踏み切りました。
フォーラムが終了した今、2日間にわたる議論の内容を、以下のようにとりまとめました。長きにわたる被災地における復興への道のりにおいて、それぞれの場で今、アートに出来ることを考え、実践していくことの決意を、以下の内容を閉会に際しての宣言として言葉にしました。なお、今後はアートNPOリンク事務局が、被災地におけるアーティストならびにアートNPOによる表現の回復を推進するプラットフォーム『アートNPOエイド・プラットフォーム(仮称)』を形成していきます。
全国アートNPOフォーラムin鳥取「トットリデハッタリ」
閉会のことば
「トットリデバッタリ~互いの知恵を、未来に。」
2011年3月11日、宮城県沖で発生した「東北地方太平洋沖地震」による未曾有の大災害は、ここに集う全ての人々に深い悲しみをもたらしました。発生から1週間以上を経過したものの、現地の被害状況はより深刻化の度を増していると言わざるを得ません。
今回の災害では、広域的な災害であることに加え、国家によって推進されてきた原子力政策の負の側面が露呈しました。有史以来、多様な生命や文化と共生をしながら、わたしたちは極めて文化的な営みを送ってきたにもかかわらず、この200年のあいだに自らの手で生み出してきた高度文明や経済活動によって、自らの未来をも閉じたものにしてしまうという危機を目の当たりしたと言っても過言ではありません。
そうしたなか、わたしたちアートNPOは鳥取の地に集い、「わたしたちに、できること。アートとNPOに、できること。」を2日間にわたって語り合い、具体的なアクションプランについて議論しました。阪神・淡路大震災を経験したアートNPOからは「現地にかけつけてダンスを踊ったところで、これがなにになるのかという無力感」が、東京を拠点とするアーティストからは「ささいな楽しみの機会さえも自粛しなければならないのかという虚無感」が、午前中に行われたワークショップの参加者からは「あまりの楽しさに地震を忘れてしまったことへの罪悪感」など、それぞれの思いが生のことばで吐露されていきました。
言うまでもなく、災害は悲しいものです。しかし、アートNPOは、ただ悲しみにくれているだけであってはならないでしょう。実際、阪神・淡路大震災の折には、白塗りをした舞踏団が現地でダンスをすることで、人々が笑いを取り戻したとも言います。例えばワークショップの手法に長けたアートNPOが、ただ押しくらまんじゅうを行うだけでも、そこには、今を生きる人々の「いのち」への確かな実感をかき立てることもあります。
そこでわたしたちアートNPOは、災害サイクルにおける救急・救命期の後に訪れる、救援そして復興の段階に向けて、各々が持っている資源や専門性に基づき、被災された人々に寄り添い、希望に満ちた未来を創造する、豊かな文化的実践に取り組んでいくことを、ここに表明します。
わたしたちは、この災害を決して忘れません。なぜなら、わたしたちもまた、突然奪われた多くの人、物、文化、地域の遺族であるからです。災害により喪われた人々と遺族に深く哀悼の意を表すとともに、直接・間接を問わず被災された全ての人々にお見舞いの意味を込め、こうして集うことができた人々の確固たる連帯を互いに約束します。
2011年3月20日
全国アートNPOフォーラムin鳥取
Introduction
With the belief that art can help to vitalize communities, we planned a forum―initially titled Tottori de Hattari―using examples centered on Tottori in order to explore issues and possibilities with friends from throughout Japan. In light of the recent major earthquake, we struggled up until the last moment with whether or not to hold the forum, but with our only faint guide the instinct that it is precisely in times of trouble that art can provide us with bearings, we changed the theme and decided to proceed in order to think about what it is that we can and should do, then do it.
Now that the forum has ended, we have summarized two days’ worth of debate below. In the declaration at the end of the forum, we put into words our thoughts on what it is that art can do now in each place on the long road to recovery in affected areas, and our determination to do those things. The office of the arts nonprofit Link will put together a platform known as Arts Nonprofit Aid Platform (tentative name) to promote the revival of expression by artists in the disaster area and arts nonprofits.
Arts Nonprofit Forum in Tottori: Tottori de Hattari
Closing Remarks
Tottori de Battari � Sharing Knowledge for the Future
The unprecedented damage resulting from the Tohoku earthquake and tsunami that occurred off the coast of Miyagi prefecture on March 11, 2011 has caused everyone gathered here great heartache. Though over a week has passed since the disaster occurred, there is little choice but to say that the seriousness of the situation at the disaster site has grown.
This disaster, in addition to affecting a large area, has also exposed the negative aspects of the nuclear energy policy pushed forth by the Japanese government. It is not an exaggeration to say that, despite having conducted highly cultural pursuits while co-existing with a variety of cultures and forms of life since the beginning of history, we saw before our very eyes the risk of the future being eliminated by the advanced civilization and economic activity we have produced with our own hands in the past 200 years.
It is in this context that we arts nonprofits gathered in Tottori, talked for two days about the themes of what we can do and what art nonprofits can do, and debated specific plans of action. The discussion included the live words of an art nonprofit that had experienced the Great Hanshin earthquake and felt powerless about its ability to effect change with a dance at the disaster site, the emptiness felt by a Tokyo-based artist at having to “voluntary restrict” opportunities for even a small amount of fun, and the guilt felt by a participant in a morning workshop who had gotten caught up in the fun and forgotten the earthquake.
The disaster is, of course, a reason to be sad. Arts nonprofits cannot merely give in to sadness though. In fact, during the Great Hanshin earthquake, we were able to return smiles to people’s faces with a dance at the disaster site by a butoh troupe covered in white makeup. Just by holding children’s games, an arts nonprofit skilled in workshop methods was able to create a firm awareness of life for those living the present moment.
We arts nonprofits assert that we will work to conduct a wealth of cultural activities in order to create a future filled with hope alongside those people who were affected by the disaster, based on the resources and expertise that each of us has, in anticipation of the relief and reconstruction that follow the emergency and rescue period in the disaster cycle.
We shall surely not forget this disaster, because we are the survivors of the many communities, cultures, objects and people who were suddenly taken away. As we express our deep condolences to the bereaved and those who were lost to the disaster, as well as our heartfelt sympathy for those who were affected by the disaster directly or indirectly, we promise the unyielding solidarity of the people gathered here.
March 20, 2011
Arts Nonprofit Forum in Tottori